今回は、ホンダ(狭山工場)で働いていた方に期間工体験談をいただきました。
働き始めた当時は29歳でした。
配属は狭山工場で働いていました。
自分で仕事をするための資金を貯めたいと思ったためです。
面接の内容は、工場勤務の経験や寮生活が大丈夫かどうかなど事務的な内容でした。全く厳しくなく、穏やかな印象です。
一番突っ込んで聞かれたのが「人間関係について」です。
直接的に「あなたは他人と上手くやれるか」とは言われないのですが、
これまでの仕事内容や勤務の仕方など、どういう人間関係を築いてきたのかを重視してきたように思いました。
特別良いと思われようとも思っていないので、ケンカしたことがあったらそのことを伝えて、
気を遣ったことのことについても同時に伝えたところ、面接官はそれなりに納得していたように思います。
ほぼ毎日残業が出来るかどうかを聞かれるほど、残業がありました。
ですので、24万円を切ったことは無いような気がします。
残業が多い繁忙時は20万円台後半くらいはありました。
その他に期間満了金などもあります。
やはり、交代勤務なことです。
時間が一週間ごとに変わるので、そのたび生活のリズムを変化させなければならず、
寝たくても寝られなかったり起きなければならない時間に起きられなかったりしました。
カーテンは暗幕のような濃い黒色のカーテンを買い、日光対策をしました。
お金がやはり良いです。
寮費かからず、食費もわずかしかかからないので、給料のうちから多くを貯金することができます。
実際に250万円くらいは貯められたと思います。
本当はもっと貯めたかったのですが、やはり時々大きい買い物をしたりで、発散をしてしまいました。
同僚は経験者の男性ばかりでした。
皆、良い意味でも悪い意味でも適当さを覚えていたので、こちらに強く何かを求めることはせずにいてくれて助かりました。
ただ、時々精神的におかしいような人が現れて、大抵3か月はもたず、何も言わないで消えていきます。
あと、同僚に変わった人がいました。
なんか臭いがするな、と思ったら40代と思しき男性が青ざめた表情とカクカクな動きで作業をしています。
ラインを止めないと、トイレに行けない。それが言い出せなかったおじさんは、パンツの中に出すことを決めたのでしょう。
次の日からあだ名は茶色ツナギでした。
休日は勉強をしたり、趣味のフットサルをしていました。
昼前まで寝て、近くの喫茶店に行きます。
そこで、本を読んでPCで作業を延々とします。
それに飽きたころ、川に行って散歩をするかフットサルがあればフットサルをして、夕食を食べて~という具合です。