今回は、デンソー(阿久比製作所)で働いていた方に期間工体験談をいただきました。
配属工場は愛知県知多郡にある阿久比製作所でした。
前職をリストラになり急いで仕事を探していた時に募集広告を見つけました。
有名な企業であることと知り合いが働いてることが後押しとなりました。
面接は刈谷市の産業復興センターで行われました。
私はリクルートスーツ着て現地へ向かいましたが9割以上の人は私服でした。
Tシャツにジーンズのラフな服装の人が多かったです。
質問内容は
・前職を辞めた理由は→人員削減のため辞めざるを得なくなりました。(リストラです)。
・なぜデンソーを選んだのか→知り合いに働いている人がおり、興味をもったからです。
・業務内容によっては油で汚れる作業もあるがいいのか→大丈夫です。
・勤務地を選ぶことができないがいいのか→大丈夫です。
・昼勤、夜勤、残業がある可能性があるがいいのか→大丈夫です。
簡潔に書きましたが、とにかく嘘は言わず丁寧な受け答えを心掛けました。
どちらかというとデンソーはこういう感じだが良いのかという質問が多かったです。
最後はまだ合否が定かではないのに今は〇〇工場が忙しいからそこになるんじゃないかなと言われました。
厳しい面接というより、ここでやっていけるのかを確認されている感覚でした。
車に搭載している機能の基盤部分を作っていました。
8時40分から17時15分までの勤務です。
自分はそこから2時間前後の残業をしていました。
自分の部署は社員の人数より期間工の人数のほうが圧倒的に多かったです。
工場内は様々な部署がありますが、基本的には機械を使用するところが多いためいつも機械音が聞こえてきます。
工場は広く初めて来た時は迷わないか心配になりましたが、他の工場と比べると小規模だと聞きました。
期間工の給料は住民税が引かれていないため手取りが多くみえます。
(結局個人で払わないといけないだけですが)。
期間工は日給計算です。
1年更新毎に日給がアップしていきます。
勤務形態によって残業手当て、夜勤手当てがもらえます。
さらに6ヶ月ごとに満了金といういわゆるボーナスも支給されます。
近くに寮がないため個人でアパートを借りていました。
立ち作業で足が痛いくらいで仕事面ではあまりきついと感じたことはなかったです。
人間関係がきついと感じることがありました。
社員の中にはプライドが高く期間従業員を見下す人がいたからです。
そういう人から仕事を教わるのは苦痛でした。
社員になることは難しいため大手企業で働く機会はないと思っていました。
なので純粋に愛知県を代表する企業で働くことができて嬉しかったです。
あとは同じ部署の期間従業員の人たちの前職について話を聞くことがあり、様々な職種があることが実感できました。
視野が広がりました。
社員、期間従業員の若い世代の人たちは仲が良かったです。
仲のいいグループでお昼に行くなど一緒に過ごしている様子でした。
一方でグループには属さず一人で過ごす人もいました。
社員、期間従業員とわず、上司とは仲が悪い印象でした。
基本的に土、日曜日休みです。
GW、お盆、年末年始の長期休暇もあります。
休日はのんびりしたり好きなことをしたりとかなり自由に過ごしていました。
同じ部署の仲良しグループで遊びに行くこともありました。
休みは充実していると思います。
勤務地、勤務形態によって業務内容、休みがかなり違います。
ですが、給料はとてもいいので稼ぎたい人にはオススメです。
人間関係や職場の雰囲気は部署によって全く違うのでこればかりは運です。
希望者には期間従業員から正社員への登用試験があるので就職できるチャンスもあります。