今回は、いすゞ自動車(藤沢工場)で働いていた方に期間工体験談をいただきました。
配属工場は神奈川県藤沢市にある藤沢工場でした。
高校を卒業後、一旦はパチンコ店の正社員として就職したのですが、
先行きの不安から別の仕事を探そうと繋ぎのつもりで期間従業員になりました。
私がいすゞ自動車の期間工として勤務するようになったのは、派遣会社の派遣スタッフとして勤務していた途中で雇用形態が変わりました。
その際、改めて面接などを行ったわけではなく、一定以上の勤務態度や実績があれば期間工として再雇用してくれましたので、
面接の代用として日頃の勤務状況が評価の対象の一部になっていたと思います。
いすゞ自動車での仕事内容は、トラックのトランスミッションを製造する工場に配属され、
いすゞ自動車の社員が数名と期間工社員、派遣社員が一緒の製造ラインに入って組み立て作業から検査作業までを行っていました。
労働時間やシフトに関しては、複数の製造ラインを経験したので変化はあったのですが、
繁忙期で定時の8時間に加えて残業が2時間というシフトを週に5日間行っていました。
工場の様子についてですが、正規社員は人柄が良い方が多く、期間工や派遣社員の間に溝を感じる雰囲気もありませんでしたので、
真面目さの中に楽しさがある職場だと感じました。
期間工の給与に関しては、日当が1万円で月の稼働日数が20日前後となっており、
それに残業を加えると月々に26万円前後の給与を頂いていました。
この中から税金や寮費(1万円)が引かれましたので、手取りにして20万円前後の給与が手元に残ることになります。
ビューライド湘南寮です。
期間従業員になってきつかったことに関しては、期間が満了した段階で無職になってしまう可能性があるということで、
期間が満了する少し前に延長の話があるか毎回ヒヤヒヤしながら待っていました。
仕事内容に関しては、はじめは大きめの工具に慣れるまではきついと思いましたが、慣れてしまえばきつさは軽減していきました。
期間従業員になってよかったことは、期間満了の手当てがあるという金銭的な喜びがあることで、
正規社員のボーナスと同等まではいかないものの、定期的にまとまった収入が得られるのが、
期間従業員として働いてよかったと実感するタイミングです。
職場の人間関係に関しては、私の知る限りでは良好だったと思いますし、期間工同士の仲も良かったと感じています。
また、期間工の上司に該当する正規社員の方や、製造ラインの責任者という立場の上司も社会人として立派な方ばかりでしたので、
自分自身はとても頼りにしていた存在でしたので、全体的に人間関係には不満がありませんでした。
休日は出歩くことが多かったのですが、自分の場合は賭事が好きでしたので、
湘南台駅の周辺にあるパチンコ店や藤沢駅の周辺にあるパチンコ店に遊びに行くことが多かったです。
その際、自炊するのが苦手だった私は外食チェーン店で昼食と夕食を済ませてから帰宅するのが定番でした。
期間従業員として勤務した経験上の中で言えることですが、
期間従業員は創造性よりも再現性が求められる作業が多い職場だと思いますので、
先輩や上司の指導や技術を吸収することに重点を置き、
それに加えて作業効率の良い動きを独自で身に付けることで期間従業員として楽しく仕事ができると思います。