今回は、ダイハツ工業の池田第二工場(滋賀県)で働いていた田中さん(仮名)に期間工体験談をいただきました。
配属工場は大阪府池田市の池田第二工場でした。
街中にあるタウンワークで仕事探しをしているときに、給与が一番よかったから。
池田工場内の事務所にて面接でした。
学生生活で部活をしていたか聞かれたので、自分は野球部に属していたと答えました。
体力があるかの確認であったと思われます。
服装に関しては、清潔感があれば特に問題ないと思われます。
元気よく挨拶をして、普通に受け答えできれば大丈夫です。
2000人ほどが働く工場で、車の生産に関わっていました。
労働時間は一日7時間45分、残業が80~120分ありました。
昼夜の二交代制(昼勤8:05~16:45、夜勤20:55~5:45)で、月の稼働日数は20日~22日といったところでした。
組み立て課で、自動車のエンジンに様々な部品を取り付けていく作業でした。
工場全体の男女比は9:1といった感じでしたが、自分の課は全員が男でした。
期間工が大半で、数ヶ月ごとに従業員が入れ替わる職場でした。
入社時に赴任手当2万円が支給されました。
日給が9000円で、皆勤手当3万5千円。
残業代、夜勤交代手当、休日出勤手当などの手当ても付きました。
月収は30~38万円。手取りで25~33万円ほどでした。
日勤10日、夜勤10日といった二交代制。
4ヶ月単位の契約で、初回満了金が6万円、二回目が25万円。
神田寮です。
寮の周辺ですが、徒歩10分圏内にコンビニが二件あるくらいで少し不便でした。
とはいうものの、寮では朝と晩は食堂で食事できるし、大浴場もあるので生活するだけならそこまで困らないです。
25分あるけば駅なのでそこは割と栄えています。
寮の部屋ですが、長い渡り廊下に沿って隙間なく部屋が連続していて、窮屈感がありました。
部屋内には勉強机、テレビ、ベッド、エアコン、冷蔵庫と最低限のものはそろっています。
とにかく部屋の作りが病室に似ていて息がつまりました。
車のエンジン部に部品を組み付けていく作業だったのですが、とにかく工程数が多く、遅れて後工程に迷惑をかけました。
取り付けミスがあると後で呼び出されて注意されることもありました。
体の動きを早く大きくする必要があったので体力の消耗が非常に激しいです。
真冬でも服に塩が吹くくらい汗をかきます。
給与がいいことに尽きます。
月収30万円をきることはほぼなかったです。
体力的にきつい仕事をしたことで、ここよりきついところはそうないだろうと感じ、
肉体労働なら割とどこでもやれるだろうと自信もつきました。
配属される部署は人によってバラバラですが、工程場所には先輩が居て、その人から直接教わることになります。
最初はやっている作業を見て覚えて、実際に自分がやってと、人間関係を気にする余裕もなかったです。
ですが、優しく教えてくれると思います。周りを見ていると、同期で入った人同士でトラブルになるケースが多いように思いました。
平日は職場と寮の往復になるので、単調な毎日に飽きてきます。
肉体労働なので疲れがたまりがちなので、休日は寝て回復させることが多かったです。
ときには、梅田などの都会にでて買い物をしたり、工場内で親しくなった仲間と食事にいって気分転換していました。
期間工になって達成する目標をはっきりとさせることに尽きます。
でないと、いい給与であっても散財して終わることになると思います。
期間を決めて働くことも大切です。
そうすることで残り日数が明確になるので、最後まで頑張れると思います。
当ブログでは実際に働いた期間工の方の体験談を多数掲載しています。
メーカー選びの参考に是非ご覧ください!