今回は、群馬県にあるスバル(SUBARU)の矢島工場で働いていた笹原さん(仮名)に期間工体験談をいただきました。
配属工場は群馬県太田市の矢島工場でした。
仕事を探していたところ、やる気さえあればかなり稼げると知ったからです。
とにかく清潔な印象を持ってもらうために、ビシッとスーツを着用していきました。
事前に何を聞かれるのか想定問答集を作成して練習しました。
聞かれたことにダラダラと答えず、まずは結論を言ってあとは簡潔に補足をする感じです。
自動車本体を製造していました。
早番では6時30分から16時45分まで勤務していました。
週交代で夜勤にも入り、この場合は21時45分から翌日の6時30分まで勤務します。
工場内は意外に明るく、オイルのような鼻をつく臭いがするのかなと思いきやそうでもなかったです。
同僚は世代が幅広く、女性が多かったのには驚きました。
しかしやることは男性と変わりありません。
毎月の給与は手取りで大体28万円くらいでした。
これには休日出勤の分や、皆勤手当、夜勤手当などが含まれています。
また、イレギュラーな手当てとしては正月手当が3万円支給されました。
この額は健康保険や税金が引かれたものなので、額面にすると40万円近くにはなります。
東長岡寮です。
想像していた以上に綺麗で驚きました。
共同部屋かと思いきや個室ですし、風呂もエアコンも完備してあります。
食堂での食事も安く美味しいですし、提供もかなり早いです。
周辺にはショッピングモールもあり、不便はありませんでした。
最もきつかったことは力仕事です。
当初はほぼほぼオートメーション化しているのだろうと思っていたのですが、力が必要な場面がかなり多くありました。
筋肉痛のまま仕事を続けていて、重い部品を支えることができず迷惑をかけてしまったこともあります。
とにかくお金が貯まることです。
こちらとしては貯めているつもりはないのですが、光熱水費などが無料ですし、上述の通り食堂で食事を済ませればかなり安く抑えられます。
力仕事の影響で、体がガッチリしたこともよかったことだと思います。
人間関係はかなり良かったです。
みんな気さくで話しやすい人ばかりでしたし、上司も厳しさはあるものの工員の体を第一に考えてくれていたので仕事のしやすい環境でした。
もちろん性格の合わない人も中にはいましたが、だからといっていがみ合うようなことはなかったので充実していました。
電車に乗って知らない街をふらふらするのが好きなので、休日はほぼこのように過ごしていました。
あとは、同僚と部屋にこもってテレビゲームをしていました。
寮の近くにパチンコ店があり誘われて何回か行きましたが、そう頻繁ではありませんでした。
とにかくお金を稼げるという気持ちだけでいくと、痛い目に遭います。
体力に自信があれば問題はないかもしれませんが、可能であれば事前に体力づくりをしておくと後々楽だと思います。
また、早起きが苦手な人は事前に克服をしておかなければなりません。
変則的な勤務制度であるため、中には体を壊して辞めてしまう人も少なくありません。
期間工を始めて、体調が優れないなと感じたらすぐに上司に相談をしましょう!
当ブログでは実際に働いた期間工の方の体験談を多数掲載しています。
メーカー選びの参考に是非ご覧ください!