私は学生の頃から仕事内容よりもお金を重視して仕事を選んできました。
20代前半は若かった事もありパチンコ屋でバイトをしていました。時給は1500円。
ですが年齢を重ねるにつれこのままずっとここで働くのは厳しいと感じ転職を決めてハローワークへ。
そこで目に止まったのが車部品を製造、組み立てをする工場の期間工でした。
期間工なので給料もよくその会社は1年に1度ボーナスも出るということなのですぐ面接をお願いしました。
その工場は女性が多く活躍しており魅力的でした。
面接は柔らかい雰囲気だったので終始和やかに進みました。1週間後に合格の連絡をうけて仕事が始まりました。
最初の1週間は配属される部署とは違いトレーニングルームからスタートしました。
そこで基礎を教わりいざ配属先へ。
班長の紹介をしてもらい仕事に入りました。
さすがに最初ばかりは先輩達のように早くは出来なかったですが慣れで出来るようになったので1ヶ月もすればそこそこ仕事をこなせました。
人生で初めての夜勤を経験しましたがそれも慣れれば平気になっていきました。
お金が稼ぎたいと思って入ったので残業がたくさんあるのは助かりました。
積極的に休日出勤もして期間工で働いた期間は月に手取りで20万を下回ることはありませんでした。
勤めた3年間のうち2回ボーナスで20万も頂き貯金ははかどりました。
それに1年経つことに日給も上がって最後の1年は日給1万を超えていました。
期間が終わると正社員のお話を頂きましたが断りました。
理由は、女性が多い職場はなにかと噂話が好きで人間関係があまり良くなく職場環境はいいとは言えないからです。
期間が終わるのをいいきっかけに正社員は諦めて別の会社で探そうと思いました。
期間工というだけで休みをしぶられるのは本当に胸が締め付けられるぐらい苦しかったです。
今は別の工場で日勤だけに変わり正社員として頑張っています。
給料は約半分になってしまいましたが職場環境もよく居心地がいいです。
期間工になる時、最初は単純にお金がいいからと踏み込みましたが周りからしたら働きにきてるくせに、と見られることを知りました。
これから期間工で働く人には貯金の為の我慢の3年になるからね、と実体験を含めて伝えています。