今回は、埼玉県にある日産ディーゼルの工場で働いていた佐山みのるさん(仮名)に期間工体験談をいただきました。
※現社名はUDトラックス株式会社となっています。
配属工場は埼玉県上尾市の工場でした。
社員寮があり近くで働ける事と、自動車製造という仕事を経験してみたいと思い応募して働きました。
期間契約なので動きやすいかなとも思いました。
面接は埼玉県大宮と日産ディ―ゼルで受けました。
質問は、「体力に自信があるか」「少なくとも期間中は本当に続ける意思はありますか」ということと、
「工場での製造業務の経験はあるか」と言う事を聞かれました。
自動車製造の仕事なので、念を押して厳しい事も確認されました。
とにかく体力には自信がありましたので、やる気があり働かせて頂きたいと言う事をアピールしました。
仕事内容は、トラックを製造ラインで製造する仕事です。
部品を取り付けたり、シフト部分をボルトでしっかり締めたりしていました。
エアインパクトも良く使いました。
労働時間は基本は8時間位で、残業は多い時で4~5時間でした。
朝8時30分位から午後17時30分位までの日勤専門でした。
工場はとても広く、自分のラインまでは事務所やロッカールームから歩いて約8~10分位かかったと思います。
同僚は優しい方も多いですが、自動車製造と言う事もあり仕事中は厳しい先輩もいました。
食堂は幾つかあり数百人規模が入れる広い食堂でした。
給与は基本給に手当や残業代があって23万~30万円位で、そこから寮費や社会保険が引かれる感じでした。
基本給は基本給で20万円未満でしたが、残業代が大きかったです。
工場の残業代は時給が良かった事と、休日出勤をすると普段の日給よりも良かった記憶があります。
日建シェトワです。
寮に住んだ部屋は3階でした。
割と室内はキレイで洋室でした。
ルームシェアでしたので、3人でそれぞれの部屋に住んでいた感じです。
食事はキッチンを共同で使うのでなるべく早めに調理をしたりして部屋で食べていました。
近所のスーパーやドラッグストアで食材を買っていました。
栄養が偏らないように肉や豆腐野菜も買って料理したり、あとはレトルト食品に野菜をつけ足したりして食べました。
寮の周りにはハンバーガーショップや弁当屋さん、料理店、パン屋などがありました。
期間工になってきつかった事は、結構体力を使う製造ラインに配属されましたので、
夕方頃になると腕を酷使するので、力が段々入らなくなる事もありました。
当時は通常のラインスピードより速い時期に入ったので、付いていくのも必死でした。
残業が日々続くと帰宅時間は遅くなるので、しっかり睡眠を取らなければなりませんでした。
今となっては、良い経験だったと思います。
優しい先輩が時には励ましてくれたり、上司の方が声をかけてくれたので励みになりました。
工場と社員寮での暮らしも、良い勉強になりました。
一生の中で自動車を製造する事に携わってみたかったので、それも叶いました。
人間関係は、同僚で同期の方が寮が同じマンションでした。
仕事中は上司は厳しかったです。
休憩時間などは少し談笑したりしていました。
違うライン同士でも休憩時間などにたまに話したりしました。
忙しいラインでしたので、仕事中は殆ど黙々と作業をこなしていました。
休日は気分転換に良く出かけました。
電車に乗って買い物へ行ったり、外食をしたりカフェにいったりしていました。
近所のパン屋さんにいって美味しいパンを買いにいったりしてコーヒーを飲んでゆっくりしました。
同期の友人と飲みに出かけたりもして楽しかったです。
休日は知らない所での発見とかも面白かったです。
書店で本を買ってカフェや社員寮で読書したりて過ごしました。
やる気があれば、乗り越えられると思います。
期間工は仕事内容によって重労働もありますが、少しでも話せる仲間を作る事も大切かと思います。
社員寮と職場の往復だとつい孤独になりがちな場合もありますが、休日は有効的に活用してリフレッシュしてお仕事を頑張ってください。
しっかり身体のケアもする事も大切です。
これから期間工になられる皆さん、身体を大事にして悔いなき期間工生活をお過ごしください。
当ブログでは実際に働いた期間工の方の体験談を多数掲載しています。
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