今回は、神奈川県にある日産自動車の追浜工場で働いていた宇留野さん(仮名)に期間工体験談をいただきました。
配属工場は神奈川県横須賀市の追浜工場でした。
友人がそこで働いていて、かなり稼げるという言葉に刺激されたためです。
とにかく健康面についてはしっかりと質問されました。
事前に聞かれそうなことをまとめておきましたが、本番ではそれを思い出しながら話すのではきちんと伝わらないと思います。
そのため、本番ではキーワードを寄せ集めて話すと良いでしょう。
完成された本体の内装組立や、足回りの組立、ドアの組立などを行っていました。
組立はかなりのスピードを求められますので、慣れるまでは大変でした。
基本的にはルーティンワークになりますので、単純作業が苦手な人には向いていないかもしれません。
追浜工場では時季によって勤務時間が変わります。
6時30分から15時までと16時から0時30分までが基本となります。
両者のシフトを1週間で交代するという体制がとられていました。
基準が22万5千円ほどで、これに時間外手当や深夜手当、皆勤手当や通勤手当などが加算されます。
私は追浜工場勤務だったのですが、ここでは上述の通り組立が行われこれに組立手当というものが付きます。
額は6万円ですので、合計すると額面でおよそ45万円程になります。
税金などが引かれると手取りで35万円程度でした。
瀬谷寮です。
寮と言っても見た目はマンションのようです。
地上5階建てで築年数も長いですが、耐久性は良いと思います。
部屋は個室でここにトイレやお風呂、テレビだけでなくエアコンまで完備されているのには驚きました。
そこまで近くはありませんが、徒歩10分圏内のところにコンビニがあるので不便ではないです。
作業はグループと言いますか、チームで行います。
組立は上述の通りスピード命ですので、少しでも遅れてしまうと後の工程まで遅れてしまいます。
そうすると、結果的に作業全体に迷惑がかかってしまうのです。
そのため、仕事中は一切気を抜けず集中しなければならないことはとてもきつかったです。
仕事のやりがいを感じられたのはよかったです。
自分の作業が世界的なメーカーを支えているのだという、満足感を感じられます。
また、お金が自然に貯まっていくのもよかったことだと思います。
意識して貯めているわけではありませんが、手当くそこまで使わないため貯まっていきます。
上司はかなりワンマンで、あまり部下の言葉に耳を傾けてくれませんでした。
しかしかなり仕事はできるため、指導者としての能力は抜群に高くスムーズに仕事ができました。
同僚や後輩とは仲良くできて、気さくな人が多かったです。
駅の近くにTSUTAYAがありますので、そこに行き海外ドラマをレンタルして視聴していました。
中にはマラソンや野球など体を動かす人もいましたが、私はとにかく体を休めることを第一に考えて、部屋にこもって過ごしていました。
私のようにお金を稼げるからと軽い気持ちで期間工になる人もいるかもしれません。
しかし自身が想像している以上の数倍はキツイ仕事だというのを理解しておいた方が良いでしょう。
実際に、思っていた以上に厳しいと感じすぐに辞めてしまった人も多くいるからです。
当ブログでは実際に働いた期間工の方の体験談を多数掲載しています。
メーカー選びの参考に是非ご覧ください!