今回は、愛知県安城市にあるアイシン精機の小川工場で働いていた加藤さん(仮名)に期間工体験談をいただきました。
配属工場は愛知県安城市の小川工場でした。
当初は正社員になれたらいいなという理由と、
一ヶ月にもらう給料が高く土日休みや長期連休があるということで期間工になりました。
面接場所は刈谷産業振興センターでした。
質問された内容としては「前職を何故やめたのか」と聞かれたので、
職場からの通勤時間がかかるのと、土日休み長期連休が無いので辞めたと伝えました。
心がけたことは姿勢や目線をしっかり合わせることです。
ハイブリッド自動車のエンジン部分の組み付け作業をしていました。
労働時間は二交代制で昼勤務8時〜16時50分と夜勤21時〜翌5時50分のシフトでした。
私の配属された部署は忙しく、土曜出勤や日曜夜勤長期連休の出勤もありました。
工場自体もあまり綺麗ではなく、ゴキブリもよく見かけていました。
冷暖房も効いていなくて夏は熱中症で運ばれている人もいました。
人間関係は工場勤務とあり、あまり私情を持ち込まない感じでした。
休憩時間は煙草吸う人が大半で、吸わない人はだいたい座る場所が決まっている感じでした。
夜勤と残業で稼いでいるという感じです。
昼勤だけになったことがありますが、昼勤だけだとやはり普通の会社の正社員とあまり変わりありません。
夜勤ありで残業も月に35時間ほどやると、手取り30万は超えていたと思います。
寮には住んでいませんでした。
夜勤を始めて二ヶ月程は特に何もなく過ごせていましたが、
三ヶ月を過ぎたあたりから夜勤になると毎日の様に吐くようになってしまいました。
しかしそれを相談できる人が近くにいなくて、
辞める一ヵ月前ほどまで続けていたのが身体的にきつかったです。
なんと言ってもやはり給料が魅力的でした。
私と同じ年代だとボーナスがあっても、私より年収が無い人が大半なので、
それに比べてボーナスがなくても満了金が貰えたり、長期連休があるのは大手の会社ならではだと思います。
班長の口調がきつく入った当初から苦手でした。
更に派遣さんや仕事のあまり出来ない人には当たりが強く、
でも仕事はできるので誰も口答えは出来ない雰囲気でした。
工場勤務ということでコミュニケーションがとれない人は多かったと思います。
昼勤務から夜勤に変わる休みの日は、
土日は普段通りに会社の人と関わることはなく、友人と遊んだりして過ごしていました。
月曜の朝はなるべく早く起きて、昼から夕方にかけて再び寝て夜起きて生活リズムを変動させていました。
夜勤が苦でなく、短期間で稼ぎたい人や仕事と私生活は分けて人とあまり関わりたくない人、
同じ作業を永遠にする事が嫌ではない人には向いていると思います。
しかし長期間同じとこで働きたいのであれば、もう一度考え直した方がいいのかもしれません。
当ブログでは実際に働いた期間工の方の体験談を多数掲載しています。
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