今回は、愛知県岡崎市にある三菱自動車の岡崎製作所で働いていた田淵さん(仮名)に期間工体験談を伺いました。
配属工場は愛知県岡崎市の岡崎製作所でした。
三菱の期間工になった理由は「寮」があったからです。
自分は関西在住だったのですが、一人暮らしを経験したことがなく、してみたいと思いました。
1から家を探すのは面倒だと感じていたので、寮を貸してもらえる三菱の期間工になりました。
面接場所は、愛知県の工場でした。
質問された内容は様々ありました。
自分が一番引っかかったのは面接官に「これまでに自動車を購入したことありますか?」と聞かれたことです。
自分は今まで購入したことなかったのですが、
購入したことがないと言えば落とされそうな気がしたので、
「あります。三菱のデリカを乗っていました。」とウソを答えたことは今でも反省しています。
面接官の印象は、大手企業の面接官にしては穏やかな感じで、気軽に喋ることができました。
シート周りや車体内部のパーツを組み付ける作業を担当させてもらいました。
とにかく1日中、シートを数え切れないほど車体に運んで付けるという作業でした。
そのシート付けが1年ほど続いて、後の1年はハンドル周りのパーツを取り付ける作業をしていました。
1日8時間労働で、週休2日だったので、「さすが、大手企業。きちんとしているな」と感じました。
工場の雰囲気も悪くなく、先輩なども丁寧に教えてくれましたし、違うことはきちんと叱ってくれました。
月にだいたい30万円程度頂いていました。
残業がたまにあったりするので、残業代が多い時は「32万円から33万円」のこともありました。
給料も良かったのですが、慰労金として1年目でも総額80万円貰えたことがビックリしました。
橋目寮です。
寮は、完全個室で4畳ほどの部屋でした。
ちゃんとエアコンもついていましたし、トイレ、風呂もありました。
寮から工場まで歩いて数分で行けましたし、
寮食は無料で食べれるため、周りに出かけることはあまりありませんでした。
期間工になってきつかったことは、行っている作業が同じことの繰り返しなので、
単純で慣れれば簡単なのですが、それが辛かったです。
毎日ある程度のノルマも決められていますし、
立ちっぱなしなので足が棒になっているということは、毎日のようにありました。
三菱の期間工になって良かったことは、慰労金を貰えたことです。
1年目で80万円貰えましたし、月に30万円も超える給料も頂けていたので、
2年間働いて「200万円」近くまで貯金ができたのは、三菱の期間工で働いて良かったなと思えました。
自分は人間関係は良好でした。
しかし、先輩同士がぶつかることが多く、仕事をしながら口喧嘩してくるのを横目で見て「またやってるよ」と感じていました。
口喧嘩をしていても、職場の雰囲気は悪くなく、
喧嘩していた先輩たちも自分たちにイライラを当てることはありませんでした。
休日は周りに出ていくわけでもなく、家でゲームしたり、スマホを観て時間を潰すことが多かったです。
どうしても仕事がキツイので、休みの時にきっちり休んでいないと次の日に影響がありそうだったので、家でのんびりしていました。
三菱の期間工は、短期間でお金を稼ぐにはとてもいいと思います。
仕事自体は、単純作業で面白くないかもしれませんし、立ちっぱなしなので辛いかもしれません。
でも、将来の夢がある人は、この2年間ほど頑張ってお金を貯めるなら期間工はおすすめです。
興味のある方は是非応募されてはいかがでしょうか。
当ブログでは実際に働いた期間工の方の体験談を多数掲載しています。
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