今回は、愛知県にあるトヨタ自動車の高岡工場で働いていた山本さん(仮名)に期間工体験談をいただきました。
配属工場は愛知県豊田市の高岡工場でした。
車に興味があり、車づくりの経験をしてみたかったからです。
面接官の方は、下記の点を気にしているように感じられました。
・体力づくりをしているか
・ストレッチの方法を知っているか
面接で心がけたこととしては、活力がある人間であると思われるように、
挨拶や受け答えははっきりと、大きな声を出すようにしていました。
クウォーターウィンドウの溶接を担当していました。
1日700回くらい、2キロ程度の部品を持ち、溶接機械のなかに運ぶことをしました。
不良品が生成された場合は、作業を止めてチームリーダを呼んでました。
シフトは2交代勤務で働いていました。
(一直:6時20分から15時20分頃まで、二直:15時50分から23時50分頃まで)
工場は体力に自信がある人が多かったです。
男性がほとんどで、女性はあまりいませんでした。
私が配属されたチームだと、男性15名、女性2名でした。
手取りで約20万から25万程度でした。
22時以降は夜勤手当がでるので、2直(夜間勤務)の時に残業をすると給与が跳ね上がるイメージです。
大林国際センターです。
部屋はビジネスホテルな感じでした。
ベット、テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、掃除機、風呂、ガスコンロ、洗濯機が備わっていました。
食事は寮内の食堂を利用していました。
1食約500円程度で食事の量は一般男性の腹8分目になる程度でした。
肉体労働がきつかったです。
私の場合は指先の関節が痛み、部品が持てなくなることがありチームに迷惑をかけてしまいました。
しかし、チームの先輩から疲労をなるべく残さないストレッチ方法を教えていただき、それを実践してなんとか乗り越えることができました。
痩せたこと(3ヶ月で4キロ減)と、稼げたことですね。
期間工だと、割と給与がもらえる上に、支出する機会があまりないため貯金ができます。
支出する機会がないと感じたのは、肉体労働や夜勤のため、遊ぶ体力や時間がないからです。
チームにもよるが、私の配属されたチームはアットホームな雰囲気でした。
休憩時間にチームリーダーがお菓子差し入れしてくれることもあり、みんなで話したり食べながら休憩をしていました。
チームの風通しがよく、有給も取得しやすかったです。
家でひたすら寝る、もしくは遠方への旅行をしていました。
1直から2直への切り替えでは週末が長いため、2泊3日での旅行などができます。
逆に2直から1直への切り替えでは、週末が短いため、家で休息をとるだけの時間しかなかった。
体力づくりはしておいたほうがいいです。
体力さえあれば、単純作業なので慣れてしまえば問題なく仕事をこなすことができます。
ただ、やりがいを見つけられない人にはただの苦痛な業務になるので、
目標を持って、本当に期間工をやりたいという覚悟を持っている人がなるべきだと思います。
当ブログでは実際に働いた期間工の方の体験談を多数掲載しています。
メーカー選びの参考に是非ご覧ください!